夏の肌のダメージケア&美白

秋は肌にとって過ごしやすい季節ですが、日焼けのダメージを回復しないままにしておくと、急な気温の低下で皮脂の分泌が減り、肌が乾燥し小じわになったり、シミの原因になることがあります。シミは紫外線をあびてすぐに出来るわけではありません。新陳代謝が活発な若い人は紫外線などのダメージを受けても肌を再生しメラニンを排泄するため、シミとして表面には現れません。ところが、新陳代謝の衰える20代後半になると排泄しきれずに蓄積されたメラニンがシミとなって現れやすくなるのです。ケアのポイントは肌の新陳代謝を促進し再生を助け、保湿を心がける事、
服装が秋色になると、日焼けした肌がなんとなく
くすんで見えます。少しずつ長くなる夜を有効に使い、早めに白く美しい肌を取り戻しましょう。

{ハーブパウダー}
 マルベリー(桑の葉)=メライン色素の生成に関与するチロシナーゼの活性化を抑制し、シミ・色素沈着を予防・改善し、免疫力をアップのための亜鉛を含み、肌の自然治癒力をたかめます。
ティースプン1杯をお湯または牛乳に溶かして飲みます。


{ハーブティー}

*ローズヒップ=コラーゲンの生成にかかせないビタミンCをおぎないます。

*ヒース=美白成分として有名なアルブチンを含み、しみや色素沈着の予防回復に役立ちます。


{スペシャルケア フェイスパック}

1.マシュマロー(アルテア)パック
〜日焼けからの小じわを防ぐ〜
マシュマローの保湿作用が、日焼け後の肌の乾燥におすすめ。
・ハーブパウダー マシュマロー3g
・クレイ モンモリオナイト3g
・芳香蒸留水 ローマンカモミール30ml
(作り方)
保湿効果の高い粘液質を出すために、先にマシュマローと芳香蒸留水をへらなどを使って良く混ぜ合わせてから、クレイを加えまぜる。

2.マルベリー(桑の葉)パック
マルベリーとネロリの美白作用が、シミの予防におすすめ
・ハーブパウダーマルベリー5g
・クレイ モンモリナイト5g
・芳香蒸留水 ネロリ 30ml
(作り方)
材料をすべて混ぜ合わせてできあがり。

1,2とも洗顔後、顔全体に塗りそのまま5分
放置し、ぬるま湯であらいながす。保存料を含まないためそのつど作って使い切る。
パック後は化粧水で肌を整えた後、スキンケアクリームなどで栄養補給を。


{食生活のポイント}
皮膚・粘膜を丈夫に保つベーターカロチンを多く含む緑黄色野菜や、良質のたんぱく質、体細胞の酸化を防ぐビタミンEやCを多く取るよう心がけ、皮膚の再生を助けましょう。


{日常生活のポイント}
傷んだ肌を早く回復させるには、新陳代謝を高めて皮膚の再生を促すこと。
この再生活動が活発になるのが午後10時から午後2時。新陳代謝は睡眠によって効率よく進むためこの時間帯には眠りについていることが理想的です。また、ストレスなどによる精神的な不安や
イライラはメラニン色素を作る細胞を刺激を与え増やします。十分な休養と質の良い睡眠をとることが大切です。


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