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最近はストレスなどによって「眠れない人」不眠症の人たちがふえてます。
【快眠のポイント】
温度・・眠りやすい室温は、13〜26℃で、夏なら24〜26℃、冬なら13〜20℃くらいが適温。また、寝床内温度は33℃がよいでしょう。
湿度・・熟睡に適した湿度は、50〜60%が最適。乾燥しすぎると、肌や鼻腔、口内も乾燥し、炎症も起こして咽喉頭炎、歯根炎、気管支炎の原因にもなりかねない。逆に高湿度では、汗がにじんで息苦しく不快がしょうじます。
騒音・・深夜の住宅地の静けさに相当する40デシベル以下が理想的。カーテンをつけるなどして外部からの音を遮断し静かな環境をつくる。
光・・起床後太陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされ約14時間後に眠気をもよおす。
寝具・・枕は首や肩に負担のかからない自分にあった高さを見つけ出すことである。掛け布団は軽くて保湿性があるものがよく、敷布団は頭・胸・腰をきちんと支え姿勢が正しく保てるとよい。ある程度の固さがあると体圧が分散され、寝返りを打ちやすくさせる。
照明・・月明かりと同じ30ルクス程度のほのかな暗さがよく、顔に直接当たらないように足元などに間接照明を利用。強い明かりの下で過ごすと目が冴えてしまうので、明るすぎない照明を利用するとよい。
色彩・・シーツやカーテンは、リラックス効果のあるパステル調の淡い色を選ぶとよい。原色などは、視覚を過度に刺激し目が冴えるので、寝室には控えたほうがよい。
入浴・・就寝前の1〜2時間前にすませ、体温が下がってから布団に入ると寝つきがよくなる。38〜40℃ほどのぬるめのお湯が眠りやすい。
運動・・適度な体の疲労は入眠を助け、質の高い睡眠を導く。ただし就寝直前の運動はかえって筋肉が刺激され寝つきを困難にする。寝る前は、ストレッチなどをするとよい。
食事・・高たんぱく質の食物に含まれている、アミノ酸の一種であるL−トリプトファンは、体内で睡眠を誘発する作用を持つセロトニンへと変化することが知られている。満腹にならないような牛乳やスープなど手軽なものが良いと言える。
また、ビタミンB12は自律神経のバランスを整え、鎮静効果、催眠効果や心因性の不眠に有効であるといわれている。多く含む食品としては、アサリ、かき、レバー、納豆などがあげられる。
■入眠儀式について■
入眠儀式というと何だか固い表現に聞こえますが眠る前に毎日決まった動作を習慣づけること、こうすれば眠れるという一種の自己催眠のようなものです。たとえば夜寝る前に歯を磨く、トイレに行く、本を読む、音楽を聞く、香りを楽しむなど何でもよいのですが、毎日寝る前にそれを行うようにします。すると心地よく眠りにつきやすくなるというものです。入眠儀式は昼間の緊張を解き放ち、睡眠にむけての準備タイムです。いろいろ工夫して自分なりの入眠儀式を見つけてみましょう。
★眠りを誘うハーブティー★
ジャーマンカモミール=冷えを解消し、ゆったり気分に。濃く出したカモミールにホットミルクを加えてみませんか?カルシウムを含むミルクは神経のバランスを整えてくれるでしょう。
ベルベーヌ・リンデン・オレンジフラワー
緊張を和らげてくれます。単品でもブレンドでもおいしいです。疲労の激しい方におすすめ。
セントジョンワート
本来の生体リズムを取り戻そう!!
生活リズムが狂ってしまっている方、不眠が続いてる方はお試しください。
★寝室の香り★
入浴前にアロマライトの上皿に1,2滴オイルをたらします。寝室に入るころには、ほのかな香りが漂い、眠りを誘うでしょう。
ローマンカモミール・・心身の緊張を和らげる
スイートマージョラム・・心身をくつろがせてくれる。
ラベンダー・・代表的な香り、虫除けにもOK
オレンジ・・落ち込んだ心を温める
クラリセージ・・心身を温めて、ゆるめてくれる。
サンダルウッド・・宗教儀式で使われるように心を静める力をもっている。